2009/09/08 (Tue)
日帰り 旅行
気軽に気のあった人や町内会やサークルで、ちょっと日帰りで旅行で気軽に旅を満喫してみるのはいかがでしょうか?JRや旅行代理店のパンフレットを見ると「温泉」「テーマパーク」など日帰りと言えど意外に色々な楽しみ方があるのが分かります。
パンフレットを見ているだけで楽しくなってしまいます。
その中でも3,000円台から旅行が出来る日帰りバスツアーの魅力と選び方について調べてみました。
まず、バスに乗ってしまえば到着まで運転手さん任せで、帰るまで乗り換えもありませんし、基本的には添乗員さんの指示に従っていればよいという手軽さがあります。
大きな荷物はバスに置いていけますので手ぶら感覚で楽しめます。
企画もよりどりみどりで、お花見ツアーで桜を見る、カニを食べる、イチゴやサクランボ狩り、新設スポットの見学、温泉などなど、今一番行きたい旬のスポットを盛り込んだツアーがタイムリーに設定されているのがうれしいですね。
その一方で、当たり前ですが行程通りの団体旅行となるため、基本的にはフリー時間はありません。
申し込み時に自分の旅の希望と、ツアーの行程があっているか吟味するのが重要です。
最近は少なくなりましたが、必要以上にお土産店などのスポットの立ち寄りが多いのも、貴重な時間を割かれて、観光をメインにしたい方には、あまりお勧めはできません。
また、乗車時間が列車と比較してどうしも長くなりがちです。
しかしアンケートなどの統計を見てみると、日帰りバスツアーの良い点は? と言う質問に“価格が安い”が最も多く78.0%と8割近くの人が回答しています。
次いで“気軽に参加できる”62.4%、“その日のうちに帰宅できる”42.2%、“1日の旅行でいろいろな事が体験できる”37.6%、“荷物が少なくて済む”36.6%と続いています。
日常をちょっと離れてリフレッシュしたい、そんな人には値段がリーズナブルな日帰りバスツアー旅行がぴったりかもしれません。
2008/01/18 (Fri)
三重県津市にある榊原温泉は大変古い温泉で、清少納言の『枕草子』117段に登場する「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」のくだりの「ななくりの湯」が榊原温泉で、かつては榊原温泉は七栗の湯と呼ばれていました。
泉質は肌ざわりもよく、美肌効果も高いことから「美人の湯」として知られています。
こうした効能がある榊原温泉の泉質は、アルカリ単純泉で、以下のような疾病に効能があるようです。
例えば神経痛、リウマチ、婦人病などです。
榊原温泉には10軒余りの宿があります。
古来からその泉質の良さ(無色透明なアルカリ性単純泉)が有名で、今でもその泉質を味わうために多くの観光客や湯治客が訪れています。
また、榊原温泉はその自然が有名で、有名温泉地のような遊興施設もなく、ただ温泉街があるのみ、といったたたずまいです。
また伊勢神宮が近いこともあり、江戸時代から伊勢参りを兼ねた自炊湯治場としてすでに栄えていました。
榊原温泉への行き方ですが、鉄道やバスを利用する場合は、近鉄榊原温泉口駅から三重交通バス津・久居行きで15分で、榊原というバス停で下車すると徒歩すぐです。
自動車で行く場合は、伊勢道久居ICから国道165号、県道659号・28号を経由し、約10k走ったところにあります。
カーナビなどでは榊原温泉と入れればすぐに分かります。
では榊原温泉の立ち寄り湯を見てみよう。
まず、「湯の郷 榊原白雲荘」があります。
ここは露天風呂、温泉プール、岩盤浴など施設は豊富にあります。
次に「まろき湯の宿 湯元榊原舘」。
ここは屋上露天と館内6つのお風呂で楽しめます。
「旅館 湯元清少納言」は湯の瀬川のせせらぎが聞こえる静かな宿です。
このほかに河鹿荘、大黒館、ゆとり、民宿味楽、神湯館、ふれあいの里 湯の瀬などがあります。
周辺の散策地としては、車でなら温泉から30分で青山高原の風力発電施設があります。
ここには数十機もの風車が山の頂のあちらこちらで回っており、本州では最大規模だそうです。
かなり大きいので一見の価値ありです。
それ以外では林性寺というお寺がありますが、ここの見所は「涅槃図」です。
「涅槃図」とはお釈迦様が入滅(この世から去る)ところを描いたものです。
作者は明兆(みんちょう)(1352〜1431)と言われ、僧侶であり画も描いたといわれる人です。
この「涅槃図」には仏画には珍しく猫が描かれており、国内に3副しかない貴重なものだそうです。
涅槃図の開帳は毎年3月14〜16日です。
これ以外の見所としては貝石山といところがありますが、ここは化石が沢山出るので有名です。
ただし、県指定文化財になっていますので掘ることはできないでしょう。
日帰り湯だけで遠出したくない方には榊原温泉足湯があります。
ここは市営の日帰り入浴施設「温泉保養館 湯の瀬」前に設置されています。
入場料は無料です。
営業時間は朝10時から夕方5時までです。
毎週火曜日が休業です。
2007/07/20 (Fri)
城崎温泉(きのさきおんせん)は兵庫県豊岡市城崎町(旧国但馬国)にある温泉です。
1300年の歴史をもっており、平安時代の昔から知られている温泉です。
江戸時代には『海内第一泉(かいだいだいいちせん)』と呼ばれていたそうで、現在もその碑が残っているということです。
外湯は、「鴻の湯」・「まんだら湯」・「御所の湯」・「一の湯」・「地蔵湯」・「柳湯」・「さとの湯」の7箇所があり、基本的に外湯めぐりが主体の城崎温泉です。
一の湯は江戸時代『新湯(あらゆ)』と呼ばれていましたが、医師である香川修徳が泉質を絶賛するとともに「海内一」日本一という意味を込めて一の湯に改名した経緯があります。
JR城崎温泉駅から城崎温泉に観光に来て旅館や宿を選ぶのは迷います。
宿泊するのもいいし、忙しい人は日帰りでも楽しめます。
主な旅館を紹介すると、西村屋は純和風数寄屋造りの客室から庭園が望め和の情緒が溢れていてとてもリラックスできます。
料理は地元旬の素材を使用した会席料理が特徴です。
但馬屋は遊び心溢れる貸切り温泉が3つもあり、お子さんも喜びそうですが古民家風の佇まいがかえって女性に人気があるようです。
湯楽天然石や陶器など、真新しい3種類の貸切風呂がお勧めです。
これ以外にも城之崎温泉街には約100軒の旅館があります。
城之崎温泉の町並みはとても風情があり、温泉街風情としては、日本でも有数の温泉地だといえるでしょう。
温泉宿は風呂を大きく作らず、7件ある外湯を楽しむように作られています。
外湯巡りをしながら城之崎温泉の風情ある町並みを散策するのもいいでしょう。
城崎温泉駅前から先ほど述べた7つの外湯につながる川沿いが温泉街を形成しており、川べりの柳が風情があります。
知名度もあり京阪神からのアクセスが便利ということですが、歓楽街が小規模で静かな情緒が特徴です。
夏は海水浴客で賑わい、冬はカニ料理に人気があります。
城崎温泉駅の駅舎にある、さとの湯温泉には足湯、飲泉場があります。
また、城崎温泉街には足湯や飲泉場が温泉街各所にあります。