空港宅配

楽しい海外旅行の中で面倒で大変なことの一つが荷物の扱いです。

必要なものをできるだけ厳選してかばんにつめたはいいけれど、空港までの道のりがまた大変です。

特に格安ツアーやパッケージツアーの場合、自分で航空便を選べないことがあり、早朝のフライトになってしまうことも多いです。

休日出発ならまだしも、平日に電車で空港にでかける、なんてことになったら、それは大変です。

ラッシュアワーの中、でかいスーツケースとぱんぱんにつめたバックパック。

大混雑の中、まわりの冷たい視線を浴びなければいけませんし、大きな荷物ですから、下車するときは、「すみませ〜ん！」と人ごみをかけわける必要もでてきます。

本当にストレスがたまります。

こんなはめにならないためにも、空港宅配サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

空港宅配とは、海外旅行にもっていく荷物を自宅から空港まで宅配で運んでくれて、出発日まで空港で預かってくれるサービスです。

利用するには、空港宅配を扱っている運送サービス会社に電話すればいいだけです。

時間指定で荷物を取りに来てくれて、あとは、出発当日、空港にて荷物を受け取ればいいのです。

この快適さは、一度、荷物に苦しんだ人でないと分からないかもしれません。

スーツケースを持って駅の階段を上り下りする大変さ、駅やバス乗り場まで、スーツケースを右手左手と持ち替えながら引っ張っていく大変さ。

この空港宅配の料金はだいたい２０００円くらいです。

これを安いと思うか高いと思うか、利用しようと思うかどうかは、その人の状況次第です。

荷物の大小、フライトスケジュールを考慮しつつ、上手に利用しましょう。

排水基準と温泉

２００７年７月１日から水質汚濁防止法の一部改正に伴うフッ素やホウ素の排出規制が強化される見通しだが、これが実施されると、かけ流し温泉の存続が危うくなると、ＴＢＳテレビが２月２３日夕方のニュース番組内で伝えた。

「名湯存続の危機−源泉かけながしと排水基準」と銘打ったコーナーで、規制が強化されれば、かけ流し温泉がメインの旅館はこのままでは営業が出来なくなるという。

水質汚濁防止法が改正されたきっかけは１９９８年にＷＨＯ(世界保健機構）が出した報告。

アフリカや中国でフッ素やホウ素を含み水を大量に含む井戸水を飲んだ人が体調を崩したらしい。

フッ素やホウ素が排水規制を受ける理由として専門家は「ホウ素を高濃度で摂取すると嘔吐、腹痛、下痢といった症状を発生する」「フッ素は飲用水として飲み続けると歯が黒くなる」と説明した。

同専門家は、日本についても触れており「現れた症状がホウ素なりフッ素物質によるという、きちんとした因果関係を持った報告はほとんどない」「健康被害がただちに発生する恐れは非常に少ない」と述べた。

仮にホウ素・フッ素の除去設備を設置するには最低でも５００〜６００万円程度の資金が必要になるそうだ。

決して安い金額ではない。

番組では既に対策を講じている温泉も紹介。

新潟県・川口温泉「和楽美の湯」で１日８５トンの井戸水で温泉排水を薄めてホウ素の濃度を下げているという。

除去装置の導入費用はゼロだろうが、井戸水による希釈だって費用はかかっているだろう。

番組は最後に「新基準はあまりに実態にそぐわないため、環境省は適用延期も含めて再検討している」と伝えた。

規制強化が先送りされて、猶予期間が２・３年延長されたなら、温泉旅館経営者は一安心できるだろうが、問題の解決にはならない。

ただ、利用する側としては、かけ流しの温泉が人体に何らかの害を及ぼすという報告はないので願わくば今までどおり楽しみたいところである。

もうひとつの沖縄民謡

沖縄民謡には「古代民謡」と「流行民謡」がありますが、「流行民謡」とは、沖縄人のウチナーンチュの心に響く歌となって、沖縄の人に親しまれている歌のことです。

沖縄だけでなく、全国ヒットした曲には、花、ゆうなの花、芭蕉布、島唄、島人ぬ宝・・など、数えるときりがないほど、人気があります。

アーティストでは、 BEGIN , 夏川りみ , 耳切坊主,喜納昌吉,りんけんバンド,が沖縄から全国的に沖縄流行民謡をヒットさせた方です。

沖縄以外に住んでいながらも、沖縄の音楽に魅せられて、歌っているアーティストもいます。

森山良子、THE BOOMの宮沢和史など「さとうきび畑」「島唄」など沖縄特有の雰囲気を残しながら、メロディーだけでなく、沖縄の歴史的哀歌を綴っています。

このような、音楽的ベースがあるからでしょうか、沖縄出身のアーティストは多いです。

フィンガーファイブ、ＤＡ　ＰＵＭＰ、Ｋｉｒｏｒｏ、ＭＡＸ、ＯＲＡＮＧＥ　ＲＡＮＧＥ、ＳＰＥＥＤ、南沙織、安室奈美恵、Ｇａｃｋｔは有名です。

さて、「島唄」について調べてみました。

「島唄」はTHE BOOMの宮沢和史の１９９３年の大ヒット曲という認識が強いため、「島唄」は「沖縄民謡」と一般に知れ渡ることとなりました。

実は、本来奄美諸島で歌われる民謡の総称なのです。

奄美の「島唄」は三味線の伴奏とともに歌われることが多いです。

ウィキペディアによると、奄美諸島の方言である「島口・シマユムタ」では、シマは自らの郷里の集落を指し、シマ唄とは郷里の民謡を意味する。

実際奄美や沖縄では、集落ごとにそのオリジナルの民謡を持っていることが多く、また多くの市町村に広まっている歌であっても、集落ごとに異なった歌詞のバリエーションを持っていることがある。

現在も、専業または兼業で島唄を生業とする者は多く、奄美民謡大賞などの賞も存在する。

同賞の受賞者で、後に全国デビューした歌手には、元ちとせなどがいる。

・・ということです。