福島県の温泉ベスト5と人気観光スポット

【岳温泉】
岳温泉（だけおんせん）の源泉までの距離が7kmも離れていますが、江戸時代に起きた土石流により元の温泉街が埋まってしまい、現在の場所に源泉を管で引いています。
源泉は安達太良山直下にあるくろがね小屋近辺にあるということだそうです。
発見したのは坂上田村麻呂と言われており、高村光太郎の『智恵子抄』に詠われた安達太良山の広い斜面に位置しています。
泉質 単純酸性泉　 効能 慢性皮ふ病、消火器病、痔疾。
アクセスはＪＲ二本松駅から福島交通バス岳温泉行きで25分、終点で下車。
車の場合は東北道二本松ICから国道459号経由10kmということです。
磐梯熱海温泉は規模の大きなホテルが多いのですが、その理由として郡山の奥座敷としての歓楽街温泉だったことがあげられます。
実際の温泉街は磐梯熱海駅のすぐそばと、五百川に沿って旅館が建ちならぶところと二つに分かれているということですが、実質的に見分けがつかないほど接近していますので、一つの温泉街とみなしているようです。
五百川の渓谷沿いにある温泉街の方が比較的歴史が古いようで、現在も20数軒の旅館が営業しています。
鉄道の場合、東京から郡山まで東北新幹線で約1時間20分、磐越西線に乗り換えて約15分で磐梯熱海駅到着です。
車では、東京から東北自動車道から郡山J.Cまで約2時間30分、磐越自動車道を約10分走ると磐梯熱海I.C二到着です。

【摺上峡】
摺上峡（すりかみきょう）摺上川（すりかみがわ）上流では、変化に富んだ渓流を見ることができます。
福島市飯坂町穴原温泉から同町茂庭滝野地区くらいまで美しい渓谷が連なっていて、はずせない絶景ポイントになっています。
巨石と甌穴（おうけつ）といわれる大きなくぼみが雄大で天然のプールになっています。
所在地は、福島市飯坂町茂庭字上滝野地内で、車でのアクセスは、福島飯坂ＩＣから車で約20分となっています。

【浄土平】
浄土平（じょうどだいら）浄土平は、磐梯朝日国立公園の中にあります。
山形、福島、新潟の3県にまたがった国立公園の磐梯・吾妻地域というところです。
福島市と磐梯高原を結ぶ磐梯吾妻スカイラインの中間に位置しており、標高は1600mと高い場所にあります。
高湯温泉や土湯温泉から溶岩を見ながら登ってくると平坦な場所が浄土平です。
吾妻小富士、一切経山、桶沼にかこまれたこの一帯は火山荒原と針葉樹林の原生林となっていて大自然を楽しむことができます。
なお、スカイラインの通行は11月中旬〜4月上旬の期間は通行止となっています。
吾妻小富士（あづまこふじ）吾妻小富士という山は、火山の噴火によって生まれた山です。
少しばかり大変ですがレストハウス前の急な階段を約15分ほど登ってみると摺り鉢状の噴火口を見ることができ、360度のパノラマは爽快です。
蔵王や安達太良の方も見ることができます。
時間にして30分から40分の周遊路は強風が吹くときがあるので注意が必要です。

【飯坂温泉】
福島県の温泉といえば飯坂温泉が有名ですね。
松尾芭蕉が奥の細道の途中に立ち寄ったといわれており歴史のある温泉地となっています。
フルーツラインには果樹園が立ち並び一年中フルーツを楽しむことができます。
さすがはフルーツ王国の福島県ですね。
飯坂温泉へは福島交通の「飯坂温泉駅」を降りてすぐなので、歩いていけます。
また車の場合は東北自動車道の福島飯坂ICを降りて約3kmほどです。
穴原温泉（あなばらおんせん）は、華やかなイメージのある飯坂温泉に比較して静かな雰囲気の離れという感じの摺上川のほとりに開けた温泉です。
奥飯坂温泉ともいわれていて、川に面した露天風呂も多く、渓流の流れを見ながらの温泉浴は自然を満喫するには絶好です。
住所は福島県福島市飯坂町、ＪＲ福島駅東口から福島交通バス飯坂温泉経由穴原温泉行きで約30分くらいで穴原温泉というバス停を下車。
自動車の場合は、東北道福島飯坂ICから国道13号、県道3号・319号経由7km 効能：切り傷、やけど、皮ふ病、神経痛 泉温59℃土湯温泉（つちゆおんせん）は荒川沿いに数多くの旅館ホテルが並んでいる福島県福島市にある温泉地です。
この温泉地の名物は温湯温泉や鳴子温泉、遠刈田温泉などで有名なこけしです。
観光客もお土産として買っていくそうです。
泉質 単純温泉、硫黄泉、炭酸鉄泉。
効能 切り傷、婦人病、慢性消化器病など。
アクセスは、ＪＲ福島駅東口から福島交通バス土湯温泉行きで40分、バス停：土湯温泉入口、バス停：土湯見附、バス停：土湯温泉など宿に合わせて下車。
車の場合は、東北道福島西ICから国道115号経由11kmとなっています。